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エルメスの刻印について

更新日:2017.06.17
エルメス 箱

エルメスのバッグやお財布をお持ちの方に質問です。

このような刻印をご覧になられたことはございませんか?

エルメスの革製品には、職人さんのイニシャルやアトリエを示すアルファベットや番号の刻印、
製造年がスタンプされておりますが、この□で囲われたアルファベットで製造された年が分かるのです。

hermes刻印

刻印の位置

タグやベルトの裏側など比較的目立ちにくい場所にあるので、なかなか見つけにくかったり、

革の素材によっては擦れて見えなくなる場合もございます。

(※フールトゥやエールラインといった布製のバッグや小物類にはもともと刻印がない場合もございますので、ご注意くださいませ。)

ケリーやバーキンなどのバッグですと、クロア部分の裏側に刻印がございましたが、

2015年頃より刻印の位置が変更になりました。

正面から見て左側面の内側、ベルトループの上あたりに変更しております。

製造年

さきほどの写真の刻印は、□の中にHの刻印でしたが、この表にあてはめると2004年の製造であることがわかります。

エルメス 製造刻印

アルファベットの法則

今まではABCD・・・とアルファベット順に並んでいたのですが、2015年から□の刻印が廃止となりました。

通常通りなら2015年は□にSの刻印となるはずだったのですが、ソルド品(アウトレットセール品)の刻印のSと間違えないように飛ばしたのでは?と話題になりました。

さらに2016年は『X』

今年、2017年は『A』となりました。

どういう法則に変わったのでしょうか?

謎は深まるばかりです。

また新たな情報が入りましたら、報告させて頂きますね。

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