電卓の使い方
私達の身近にある電卓には普段あまり使わないキーがありますよね。
「MRC」「M-」 「M+」 を使いこなすととっても便利ですので、ぜひ覚えてみてはいかがでしょうか。
今回はCASIOのMW-12Tというごく普通の電卓を使って説明させていただきます。
「M」はメモリー(Memory)
- [M+](メモリープラス):電卓に表示されている数字を、メモリーに足す。
- [M-](メモリーマイナス):電卓に表示されている数字を、メモリーから引く。
- [MRC](メモリーリコール/メモリークリア):1度押すとメモリー内容を呼び出し、もう1度押すとクリア(0に)する。
この3つを覚えておきましょう。
例えば、300円(税別)のリンゴを3つ、100gあたり250円(税別)の牛肉を320g買うとします。
リンゴ [300][×][3][×][1.08][=]972
ここで[M+]を押します。
すると画面左側にMの文字が出ます。972という数値がメモリーに登録されました。
ここで一度[C/AC]キーを押して、表示を「0」にします。
次に牛肉 [250][×][320][÷][100][×][1.08][=]864
ここでまた[M+]を押します。
メモリーの中に972と864が入りました。
ここで[MRC]キーを押しますと、972+864=1836が表示されます。
もう一度[MRC]キーを押しますと、画面は1836のままですが、Mの文字が消えてメモリーはクリアされます。
ほかの計算をする場合は、[C/AC]キーを押して、表示を「0」に戻します。
途中で[C/AC]を押さず、続けて計算することもできます。
他にも電卓には便利な機能がついていますので、いろいろ試してみてくださいね。